[Baluko活用術]Tシャツ、ずっと白く、気持ちよく

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#バルコのおすすめ#洗い方#バルコのこと#便利な使い方#日々のお手入れ
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夏に大活躍するTシャツですが、黄ばみや型崩れでワンシーズンしか持たず、「消耗品」になりがち。バルコにも毎年、「Tシャツのメンテナンスについて」のお問い合わせをいただきます。今回はコインランドリーでも、家庭でも使える、Tシャツのメンテナンス方法をご紹介します。上手に3大トラブルを回避して、お気に入りのTシャツを末永く、愛用してくださいね。

[トラブル1]プリントの剥がれ、ひび割れ
[トラブル2]首もとの黄ばみ
[トラブル3]ヨレヨレ型崩れ
 

裏返し&洗濯ネットでトラブル激減

Tシャツは一般的にコットン100%の糸を細かく編むことで柔らかさと伸縮性を出した生地を使用した衣類。コットン100%なので吸水性に優れ、耐熱性もあるので、乾燥機やアイロンも使用することができます。
セーターなどと同じように「編む」ことで柔らかく、しなやかな反面、洗濯や日々の使用で伸び/縮みが生じやすい素材です。毎日着用するTシャツに手間をかけるのは大変ですが、「Tシャツは目の細かいコットンニット」と考えると、少し手をかけてメンテナンスしてあげたくなります。

ニットを家庭で洗濯するときに、洗濯ネットを使用される方がほとんどだと思いますが、Tシャツも同じように洗濯ネットを使用すると洗濯中の摩擦を最小限に抑え、生地のシワ、ヨレを防ぐことができます。さらに裏返しにすると、摩擦でダメージが生じやすいプリントや生地の質感を守りたい表面の摩擦を最小限に抑えることができるのです。

もちろんすべてのTシャツをネットに入れるのは大変ですので、お気に入りのものを。また、ネット・裏返しのどちらかでも、そのまま入れるよりはダメージを大幅に抑えることができますよ。
 

アルカリ性洗剤で皮脂汚れもすっきり

肌に直接触れるTシャツに生じやすいのが首まわりや脇に現れる黄ばみ。実は洗濯で落としきれなかった皮脂が時間をかけて酸化し変色したものです。黄ばみを防ぐには、毎回の洗濯でしっかり皮脂を落とし切ること。おしゃれ着用洗剤などに代表される中性の洗濯洗剤もありますが、皮脂の分解にはアルカリ性洗剤が適しています。

さらに首まわりや脇の皮脂をしっかり落としたい場合や、臭いなどが気になる場合は、洗濯洗剤と水を1対1で薄めた液を作り、気になる部分にスプレーして15分ほど時間をおくと良いですよ。(「プレウォッシュ」と言います)
ご自宅でプレウォッシュしてコインランドリーにお持ち込みいただいても問題ありません。

バルコのオリジナル洗剤peu(ピウ)とバルコのナチュラルコースに使用している洗剤[SOMALI]はどちらも弱アルカリ性。しっかり皮脂を落とすことができます。
 

低温・タンブル乾燥で脱ヨレヨレ

Tシャツは濡れた状態で力が加わると伸びやヨレが生じやすくなります。ご自宅で吊り干しする場合、ハンガーは裾から通し、首もとを伸ばさないように。袖まで支える長いタイプのハンガーなどを使うと、首もとにかかる負担を抑えることができます。

もう一つ、吊り干しのときに注意したいのが紫外線。コットンは長時間紫外線の影響をうけると黄変したり生地が硬くなる場合があります。日向に洗濯物を干すのは気持ち良いですが、日光の当てすぎに注意して、陰干しするか、乾いたら早めに取り込んでください。

乾燥機を使うと繊維が濡れた状態で引っ張る力が加わらないので、伸び、ヨレを最小限に抑えることができますし、紫外線の影響も考える必要がありません。
ドラムが回転し、洗濯物が上から下に落ちる、たたきの効果(タンブル効果)で柔らかく仕上がります。乾燥機に洗濯物を入れすぎないように注意すると均等に乾燥でき、シワも抑えることができます。

一方、乾燥機を使用するときに注意したいのがTシャツの縮み。条件によってはワンサイズ縮んでしまうことも。Tシャツのようなコットンニットの生地は、濡れた状態から急激に乾燥させると縮みが生じやすいため乾燥温度は「低温」がおすすめ。

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「ナチュラルコース」洗濯、低温乾燥後。細かなシワは残りますが、全体的にシワが伸びた印象。低温乾燥なので、シルエットの大きな変化も防げます。


バルコの洗濯乾燥機を使用する際は「ナチュラルコース」または「低温乾燥コース」を使用するか、乾燥温度の選択ボタンがある機器では「低温」を選択してください。
 

30分集中ケアで黄ばみ対策

毎日のメンテナンスで心がけていても、衣替えでしまっておいたTシャツを取り出したら首まわりにしっかり黄ばみが出現していた、ということもありますよね。
黄ばみが発生してしまったTシャツの集中ケアや、衣替え前の「しまい洗い」におすすめしたいのが、酸素系漂白剤を使用した「つけ置き洗い」です。

※「しまい洗い」は保管中の黄ばみや臭いの発生を防ぐために、衣類をしまう前に洗い汚れを取り除くこと。
 

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今回は粉末の酸素系漂白剤(オキシクリーン)を使用。


市販の粉末タイプ酸素系漂白剤(オキシクリーンなど)の商品に記載された「つけ置き洗い」の配分で40度ほどのお湯に溶かし、Tシャツを30分ほどつけ置きます。
 

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その後、簡単に水で濯いだら、洗濯機でいつも通り洗濯します。黄ばみの原因になる皮脂をしっかりと落としながら、発生した黄ばみも漂白できます。

詳しい「つけ置き洗い」の手順をこちらの記事でもご紹介いただいています。
白Tシャツの"黄ばみ"を落とすには? クリーニングのプロ「Baluko」直伝の洗い方を解説! | スニーカーダンク (snkrdunk.com)

カジュアルなTシャツでも、少しの手間で印象が大きく変わります。
ぜひ楽しんでメンテナンスしてみてくださいね。


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