コインランドリーで羽毛ふとんの洗濯をもっと手軽に。羽毛ふとんコース、リニューアルストーリー

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#バルコをつくる人#日々のお手入れ#バルコのこだわり#バルコのこと
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羽毛ふとんを洗いたいと思ったとき、クリーニングに出して、仕上がりを何日も待つ。そんなイメージを持っている方も多いのではないでしょうか。

コインランドリーでかんたんに羽毛ふとんを洗うことができたら、思い立ったその日に洗濯して、ふんわりと乾燥された洗い立てのきれいなふとんで眠ることができる。
そんな体験をもっと多くの方にお届けできるようにチームバルコでは、ボタンひとつで手軽に洗濯乾燥ができる「羽毛ふとんコース」を提供しています。
今回は2026年にリニューアルした「羽毛ふとんコース」の開発ストーリーをお届けします。

年間40万人が利用する「羽毛ふとんコース」とは

2020年から提供している「羽毛ふとんコース」は、通常の洗濯乾燥コースに「予洗い」を追加し、羽毛ふとんの中まで洗剤を浸透させて汚れを落とす、というもの。洗濯の仕方に迷うことなく、ボタンひとつで羽毛ふとんが洗える。そんなコースを通じて、コインランドリーで羽毛ふとんを洗うことが少しずつ身近な選択肢になってきました。現在では、Baluko Laundry Place全体で年間のべ約40万人以上のお客さまにご利用いただいています。

2026年春、コース提供開始から5年が経過したタイミングで、チームバルコでは羽毛ふとんコースの内容をイチから見直し、新しい羽毛ふとんコースをリリースしました。コースの提供開始から5年が経過する間に、洗剤・柔軟剤「peu(ピウ)」は2023年にリニューアルし、洗濯乾燥機の仕様も少しずつ変化してきています。たくさんの方にご利用いただくコースだからこそ、コースを企画した当初の考え方にとらわれず、最適な設計を、ゼロベースで。
目指したのは、今いちばんお客さまにおすすめできる、羽毛ふとんのための洗い方です。
 

見直しのベースになった、年間約400枚の羽毛ふとん洗濯

今回のコースの見直しにあたり、参考にしたのが、Baluko Laundry Place 代々木上原の店内にあるファクトリーで行っている、羽毛ふとんの洗濯代行です。

ファクトリーでは、オンライン洗濯代行サービス「Laundry OUT」を通じてお預かりした羽毛ふとんを、日々洗濯しています。実際に作業を行うのは国家資格の「クリーニング師」の資格を持つメンバー。(資格を持たないメンバーもいます)

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Baluko Laundry Place 代々木上原の店長、岡田もその一人。

岡田:「今回のプロジェクトで、羽毛ふとんの洗濯において、いちばん大切にしたいことは何かを考えました。それは、羽毛ふとんのふわふわ感です。

長年使って汗などを吸い込んで潰れてしまった羽毛が、また空気を含んで広がる。すると、軽さや肌触りだけでなく、羽毛本来の保温性も発揮されやすくなるんです。

羽毛ふとんのふんわり感を生み出すのは、羽毛の繊維が立ち上がり、かさ高(「ロフト」)を取り戻すこと。羽毛は繊維の間に空気を抱き込むことで、あたたかさを保ちます。つまり、羽毛ふとんを心地よく使い続けるには、汚れを落とすだけでなく、羽毛が本来持っているふんわり感を引き出すことも大切なんです」

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一方で、羽毛は水鳥の羽根に由来する「ケラチン」というたんぱく質を主成分とし、天然の油脂を含んでいます。洗濯によって汚れを落としながら、すすぎを十分に行い、羽毛本来の性質を損なわないようにすることも重要。

ではどうすれば汚れを落としながら、ふんわりとした仕上がりを目指せるのか。
そこで着目したのが、羽毛ふとんの外側と内側で、汚れの種類や適した洗い方に違いがあるということでした。
 

羽毛ふとんを「分けて考える」という発想

岡田:「毎年約400枚の羽毛ふとんを洗濯していますが、その経験から、羽毛ふとんはタオルやTシャツなどとは汚れ方が異なることに着目しました」

カバーをかけて使われることの多い羽毛ふとんは、汗などの水溶性の汚れが中心で、汚れは羽毛の内部よりも、外側の生地に付着しやすいと考えられます。一方、羽毛ふとんの内部にある羽毛の汚れは、ダニなどのハウスダスト。このような汚れは洗剤ではなく、水流で落とす必要があります。

こうしてたどり着いたのが、羽毛ふとんの外側の汚れを落とす工程と、内部の汚れを洗い流す工程を組み合わせたコース設計です。外側の生地に付着した汚れには、洗剤を使ってアプローチ。一方、羽毛の内部には、たっぷりの水を使って汚れを洗い流す工程を取り入れました。

洗剤で汚れを落とすことだけ考えるのではなく、すすぎや水の使い方を含めて、羽毛ふとんに適した洗い方を組み立てていく。
それが、今回のリニューアルの大きなポイントです。
 

たっぷりの水で、ざぶざぶ洗う

岡田:「今回のコースでは、羽毛ふとんの外側と内側、それぞれの汚れに合わせて洗い方を設計しました」

第一工程では、オリジナル洗剤「peu」を使い、汗や皮脂など、羽毛ふとん外側に付着した汚れを洗浄します。
その後は、水を3回入れ替えながら、たっぷりの水量で洗い流します。羽毛ふとんの中まで水を行き渡らせ、ほこりやダニなどの汚れを洗い流すとともに、羽毛に残る洗剤成分をできるだけ少なくするためです。

羽毛本来のふんわり感を引き出すには、汚れを落とすことだけでなく、洗剤成分を残さないよう、十分にすすぐことも大切。そこで、洗浄からすすぎまでの工程を見直し、たっぷりの水で洗い流す設計にたどり着きました。

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最終工程では、オリジナル柔軟剤「peu」を使用。繊維のしなやかさを補い、静電気の発生も防ぎます。
汚れを落とすだけでなく、羽毛が本来持っている軽やかさやふんわり感を引き出すこと。そのために、洗い方のひとつひとつを見直し、洗剤の使い方から水の量、すすぎまで、羽毛ふとんの仕上がりを考えたコースが完成しました。
 

実際に洗ってみると、仕上がりに違いが

コースの設計にあたっては、いくつかの洗濯条件を設定し、実際に羽毛ふとんを洗って比較検証を行いました。すると、同じ羽毛ふとんでも、洗い方によって仕上がりに違いが。羽毛ふとんのかさやふんわり感、持ち上げたときの軽さにも変化が見られました。

岡田:「実際に検証して、すすぎ回数2回で洗ったふとんと3回で洗ったふとんを比べると、3回すすいだふとんは羽毛の偏りやダマが少なく、ふっくら。手触り感も軽く、しっかりとした洗い上がりを感じることができました。正直、ここまで仕上がりの差を感じられることにびっくりしました」
 

「仕上げ乾燥」でむらなく、ふんわり

羽毛ふとんのふんわり感を引き出すには、洗い方だけでなく、乾燥の仕方も重要。
「羽毛ふとんコース」は洗濯から乾燥まで行うコースですが、実はコース終了後に乾燥機に移して20分ほど追加乾燥することをおすすめしています。

もちろん洗濯から乾燥まで一台で簡潔できれば、より手軽にご利用いただけます。コースのリニューアルに際しては、乾燥機に移して追加乾燥する必要がないように、羽毛ふとんコースの乾燥時間を延ばす方法も検討しました。

しかし、どうしても洗濯乾燥機は乾燥機に比べてドラムが小さく、羽毛ふとんが十分に広がるスペースを確保しにくい。時間を延ばすだけでは乾燥ムラが解消せず、一部の羽毛が過乾燥になってしまうリスクがありました。

一方、ドラムの大きい乾燥機では、回転する中で羽毛ふとんが動き、ほぐれながら乾いていくことで、ふんわりとした仕上がりが期待できます。対して洗濯乾燥機では、こうした動きによる効果が得られにくく、目指す仕上がりを実現することが難しい。こうした検討を踏まえ、今回は羽毛ふとんコースの乾燥時間は従来の設定のままとし、コース終了後に乾燥機で追加乾燥していただく方法を引き続きおすすめすることにしました。

ひと手間はかかりますが乾燥機での「仕上げ乾燥」で、羽毛の過乾燥を防ぎなから、羽毛ふとん本来のふんわり感を引き出すことができます。

岡田:「『便利にご利用いただきたい』という気持ちもあり、悩んだポイントですが、大きな乾燥機で仕上げ乾燥したふんわり感は格別です。『仕上がりを重視する』という方針で判断をさせていただきました。

追加乾燥の手間をできるだけ掛けたくない、という方は、羽毛ふとんコースをご利用いただく際に、できるだけ大きな洗濯乾燥機をお選びいただくと、この『仕上げ乾燥』に近い効果がありますので、ぜひお試しください」
 

羽毛ふとんを、心地よく長く使うために

羽毛ふとんは、毎日使うものだからこそ、気持ちよく眠れる状態に整えておきたいもの。

今回のリニューアルでは、羽毛ふとんの汚れ方や羽毛の性質をあらためて見つめ直し、洗剤の使い方からすすぎ、乾燥まで、一連の工程を検証しました。
目指したのは、ただ汚れを落とすだけではなく、羽毛ふとんのふんわり感を引き出し、心地よく使い続けるための洗い方です。

クリーニングに出すだけではなく、コインランドリーで洗うという選択肢があること。自分のタイミングでお手入れして洗い立ての羽毛ふとんで眠ること。Baluko Laundry Placeの羽毛ふとんコースが、そんな日々の暮らしを支える存在になれたらと考えています。

これからもチームバルコは、洗濯の仕上がりと使いやすさの両方を大切にしながら、毎日の暮らしに寄り添うサービスを追求していきます。


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