町役場とカフェとジムとランドリー。北海道小清水町のバルコのはなし

2023.12.06|Story

Baluko Laundry Place 小清水町ワタシノはオホーツク海に面した人口約5,000人の町、北海道小清水町に、2023年5月にオープンしました。
 
毎日便利にご利用いただくことはもちろん、災害時は避難所として機能できることを前提に計画された防災拠点型複合施設「ワタシノ」。町役場、フィットネスジム、カフェそしてランドリーが「ワタシノ」に集まり、自然豊かな町のにぎわいの中心となることを目指しています。

みんなが集まるワタシノ居場所

小清水町は北海道女満別空港から車で約40分。オホーツク海と阿寒摩周湖国立公園の間に位置する自然豊かな町。じゃがいもの生産が盛んで、カルビーポテトチップス発祥の地でもあります。

その小清水町の新しい役場庁舎として2023年5月に誕生した防災拠点型複合施設「ワタシノ」。町役場のほかにカフェ、フィットネスジム、ランドリーが集まり、町内外の人にとって、憩いの場になっています。

役場への用事のついでに、カフェで一息。
フィットネスジムで運動しながら、ランドリーで洗濯も。
学校のあとの自習の場として。
思い思いの過ごし方で、「私の」居場所として親しまれています。

毎日も万一も支える施設

「ワタシノ」は役場併設の公共施設として全国で初めて「フェーズフリー」の考え方で計画された施設。
いつも便利に使用される設備がそのまま、災害時にも活用されます。カフェの調理施設は炊き出しのための設備に、シャワーなどの設備の整ったフィットネスジムは避難所として、コインランドリーは非常電源を使用して避難所の洗濯設備として使用されます。

アセット 4.png

―――フェーズフリーとは、身のまわりにあるモノやサービスを、日常時はもちろん非常時にも役立てることができる考え方。―――

moimoi カフェもいもい

小清水町の大地で育ったじゃがいもを使ったフライドポテトやコロッケが人気のカフェ。じゃがいも農家の皆さまの舌をも唸らせるフライドポテトは遠くから足を運んででも食べたい、格別な味です。

3色のじゃがいもを使ったフライドポテト

HOTUS Gym&Studio ホッタス

最新のトレーニングマシンが揃う本格的なフィットネスジム。ホットヨガにも対応したスタジオでは豊富なエクササイズプログラムが提供されています。冬は寒さの厳しい小清水町ですが、スタッフと町の人の熱量が集まるホットなジムです。

気軽なエクササイズも、本格的なトレーニングもできるフィットネスジム

大自然の中のランドリー

自然豊かで、農業も盛んな小清水町で便利に使っていただけるようにBaluko Laundry Place 小清水町ワタシノには2つの特別なコースを用意しています。その一つが「モンベル撥水コース」。
まちづくりのパートナー企業でもあり、町の人に愛されるアウトドアブランド「モンベル」の撥水剤を使用し、洗濯・乾燥と撥水加工が一度にできるコースです。

モンベル撥水コースについて
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もう一つは専用の洗濯機で洗う「泥汚れ専用コース」。ドラム内の排水穴が通常よりも大きく、泥汚れもしっかり洗い流せる専用の機械で、農作業などで汚れてしまった衣類も気兼ねなく洗えます。キャンプやアウトドアスポーツで汚れてしまった洗濯物も洗えます。

少しだけ豊かな毎日

バルコが町にできる前、小清水町にはコインランドリーが1軒もなく、羽毛ふとんや大物の洗濯は車で20分ほどかけて隣町まで出かけるか、諦めるしかありませんでした。
繁忙期の農家さんは、休日も無いほどの忙しさ。その仕事の合間に洗濯まで片付ける必要があります。そんな中、風が強い日も、雪がふる日も、1時間ほどで洗濯～乾燥まで出来てしまうコインランドリーが、ほんの少しですが、生活にゆとりを生んでいます。
全国的にも珍しい、町役場に併設したランドリーだからこそ、町の人の頼りになる存在でありたい。初めてコインランドリーを使う人も安心して利用できるように、スタッフがサポートします。